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若手人材が活躍する企業
大学3年の頃、小売業者にECモールへの出店を勧める電話営業のアルバイトをやっていました。
1日に約100件の営業電話をかける毎日でしたが、廃業して電話がつながらなかったり、すでに番号が使われていない会社が多い状況に、「日本企業はいったいどうしてしまったのか…?」と重たい気持ちになったんです。また、不安から出店をためらう企業も多く、リスクヘッジによって企業をサポートできないだろうか…という思いから損害保険業界を志望し、三井住友海上に入社しました。
最初に配属されたのが、総合商社の海外プロジェクトに関する保険を手配する部署でした。手掛けるのは、発電所の建設や鉱山の権益購入など、100億円を超す巨大なプロジェクトの数々…。1年目からいくつかの海外プロジェクトを担当させてもらい、海外のグループ会社とのやりとりを行いました。お客さまの莫大な投資の判断に自分の仕事が直結していくことを実感し、損保が果たす役割の重要性をあらためて知ることになりました。
現在は、貨物保険の引受判断および商品設計を担当。海上輸送を中心に、原油や穀物などの輸入品や電化製品、工業製品などの輸出品など様々なものを扱っています。
また近年は自然災害のリスクも増えているほか、脱炭素社会の実現に向けた水素エネルギーの輸送や貯蔵など、新たなリスクに対する分析も必要です。従来の保険だけで対応するのではなく、お客さまの新しいニーズに合わせてオーダーメイドで商品設計を行うことが求められる点も、とても勉強になっていますね。
私自身、損害保険というツールを使って日本企業を変えていきたいという想いは、今もまったく変わっていません。外国のブローカーや保険会社と折衝する機会が増えたことで、いずれは海外に駐在しながら日本企業を支援するような仕事をしていきたい、そして保険とは企業の新たなチャレンジを後押しするものであるとの認識もいっそう強くなりました。保険は世界の共通言語であるという想いを胸に、果敢に挑戦する企業に寄り添うプロフェッショナルとなれるよう、これからも夢を大きく持っていきたいと思います。