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人事が語る就活のコツ
私たち採用担当者がよく感じるのが、「何のために就活をするのか」「なぜセミナーに参加するのか」という目的意識なく、「友人が参加しているから」「有名企業だから」と多くの学生さんが就職活動をしていることです。
自ら動かなくても就職支援サイトや企業から大量の情報が提供されていることが一因となっていると思いますが、”地に足がついていないまま”就活を行い、なんとなく「内定」が取れたから就活を終える。その先には、社会に出た後「こんなはずではなかった」という企業とのミスマッチが起きかねないと思います。
私は「目的意識をもって就職活動をしてほしい」そして、社会に出た後に「自分の選択した仕事に誇りをもってほしい」「いきいきと働いてほしい」と思います。就活のゴールは「内定を得ること」ではなく、「プロとして活躍できる企業に出会うこと」です。
そのためにも自分が「誇りをもてる仕事は何か」「いきいきと働くことができる仕事は何か」を自問自答してみてください。答えを見つけるために「自己分析(自分が大切にするものは何かを知る)」「企業研究」「OBOG訪問」「インターンシップへの参加」などを通じ、「自分を知り、企業を知る」必要があるのです。
そして、就職活動を行う上で”気づき”を大切にしてください。就職活動は今までの学生生活とは異なった環境に身を置き、さまざまなことから”気づき”を得て成長できる貴重な機会です。
社会に出て活躍している人に共通しているのは、さまざまな物事・事象・経験から多くの”気づき”を得ていることです。より多くの気づきを得て成長するためにも自分を理解したうえで「目的意識」、自分自身の「軸」をもって主体的に就職活動をしてください。その姿勢が「プロとして活躍できる企業に出会うこと」につながるはずです。