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若手人材が活躍する企業
私が印象に残っている仕事として、入社1年目に駐在営業部で新規顧客開拓を担当していたときのことが挙げられます。総合職として営業職員をサポートする役割で、訪問営業に同行したある日。成果が上がらないまま夕刻になり、納得がいかずに「よし、もう1社行こう!」と営業職員と一緒に目の前の事業所に飛び込み訪問しました。
代表者の方は私たちの説明を真摯に聞いてくださり、法人の保険契約を前向きに検討したいという話になりました。しかし私はそれまで法人契約を扱ったことがなく自信がなかった為、事業所を出てすぐに上司に助言を求めようと電話をしたのです。すると上司は、「井田、状況は分かった。あきらめずに得たチャンスなのだから、自分で考えて提案してみなさい」と言ってくれました。そして次の日から、法人契約に関する研修を上司が1週間付きっきりでみっちり行ってくれました。そして再度訪問してご提案した結果、無事に契約をいただくことができました。
大きな法人契約の案件でもあったことから、「上司に任せたほうがよいのでは」という後ろ向きの気持ちになっていたのが正直なところでした。しかしそれを上司は見抜いておりサポート役に徹してくれて、毎日忙しい中、私の研修に時間を割いてくれたことが大変ありがたく、もっと頑張ろう!という意欲につながりました。
このように若手社員の想いを尊重してくれ、積極的に意見を発信できる機会が当社には数多く設けられています。例えば、若手社員5~6人のグループでまとめた提言を、役員にプレゼンするプログラムもその一つ。昨年は、大樹生命への社名変更を機に、会社の創立記念日である3月5日を「大樹記念日」と銘打ち、社員が必ず当社のコーポレートカラーである「緑」のものを身につけて出社するというイベントを実現しました。他にも、特定のポストに挑戦できる「チャレンジ公募制度」やグローバルインターンシップ、資格取得の奨励制度など、若手人材の挑戦意欲がかき立てられる制度がたくさんあります。
また、毎年「キャリアデザインシート」に自分が希望する部署や、やりたいことなどをまとめた上で、直属の上司と面接を行う機会も設けられています。私は入社時に、最短で営業部長になることを目標にしていたのですが、上司から「営業だけでなく、本社の業務を知ることで圧倒的に視野が広がる」とアドバイスをもらい、人事グループを希望しました。その希望が叶って2019年4月から人事部に配属となりました。自分で考えたキャリアパスを、可能な限り聞いてもらえるのも当社の良さだと感じています。